vol.10 SHE'll SLEEPユウにTHE NINTH APOLLO渡辺が聞く

出会い、リリース、曲解説、野望


SHE'll SLEEPユウに聞く



渡辺:SHE’ll SLEEPが結成された経緯は?


ユウ:自分は元々違うバンドをやっていたんですけど、曲を作ってボーカルでバンドがやりたいと思ってメンバーを集め始めました。

タツミ(Ba)とはライブハウスでよく会ったり、何回かコピバンをしたことがあったので真っ先に誘って、ソウタ(Dr)は地元のバンドの先輩が高校が同じで紹介してもらいました。


渡辺:いつぐらいから、バンドで遠征したいとか、CDを全国発売したいとか思うようになった?


ユウ:活動開始するタイミングで7曲入りのデモを出して、そこから割とすぐに東京のライブに誘われ出したりしたので、かなり初期から全国ツアーとか全国発売は憧れていました。

その頃は免許も無かったので、3人で高速バスで遠征してました。


渡辺:高速バス遠征は若手バンドあるあるやね。

活動開始から7曲は凄くない?

すぐに東京から誘われるのも凄いけど。

SHE'll SLEEPは拡がるスピードがめっちゃ早いイメージやったね。

俺も出会う前から色んな人に薦められて音源は聴かせてもらっていて、

ライブ見たいなーと思ってたら、BRONZEでライブしたがってくれてるという噂を聞いてイベント組んで呼んだ記憶がある。

あれが初大阪やっけ?凄いBRONZEに出たがってくれてたやんな?


ユウ:活動前から1人で作ってた曲もあったので、すぐに宅録して出せた感じです!

トレーラーをTwitterに上げたら思ったより反応があって、それを見た東京のイベンターさんに呼んで貰いました。

元々THE NINTH APOLLOにめちゃめちゃ憧れていたので、BRONZEで旭さんに見てもらいたいとずっと思っていて、丁度その時期に松本ALECXの田中さんに色々協力して貰えるようになったので繋げて貰えました!

あの時が初関西だったので3人とも死ぬほど怯えてました、、


渡辺:怯えてたんや。堂々とやってるように見えたけど。

俺が思うネクストシーンに必要なバンドやなっていう感触はあった。

その日の対バンたちと未来作れるかなとかイメージしてたら全部すっ飛ばして、打ち上げでとにかくTHE NINTH APOLLOからCD出したいですしか言って無かった気がする。

他のレーベルからも誘われてたやろうレベルやったのに、うちに執着してくれてたのには何か理由あるん?


ユウ:あの日は気合いだけで何とか乗り切った感があります。。笑

1番の理由は、俺の好きなバンドは皆同じレーベルに入ってるらしい、自分達もそこに入りたい、って所なんですけど、旭さんのインタビューを読んだり他のバンドマンに聞いたり色々掘り下げていくうちに、この人にお世話になりたいって思ったのが大きいかもしれないです!直接ド直球ですみません!

あとは憧れすぎて、違うレーベルに入ってもきっと自分達はTHE NINTH APOLLOの真似しか出来なそうだな、と思ってたのもあります。笑


渡辺:偉大なる先輩方のおかげやね。

で、満を辞してTHE NINTH APOLLOから全国リリースしようってなって、曲作りとかライブは初めて流通作品出すにあたって何か変わったりした?


ユウ:曲作りに関しては、リリース決まってからアルバムの曲を作り始めたので、憧れてた所から出すっていうプレッシャーがかなりあって大分行き詰まってたんですけど、THE NINTH APOLLOの先輩にその事を相談したら「好き勝手やりたいようにやったら良いよ」って言って貰えたのでそれで気持ちが大分楽になりました。

元々曲を作るスピードは早い方だったので、それからは今まで通りにいい曲書けば大丈夫だって思って順調に進めました。

逆にライブは武器と改善点が見え出していた時期だったので、レーベルに入ったことでより一層自信が付きました!

でもその分ずっと格好良く居ないといけないので油断しないように気を付けてます。


渡辺:真面目やなー

相談した先輩は誰?

あと、プリプロの段階の音源送ってもらった時に2ビートへのこだわりを感じまくったんやけど、2ビート多めは意図的?


ユウ:さよならポエジーのアユさんです!

去年のクリスマスに対バンした時に打ち上げでずっと話聞いて貰ってました、、

2ビートは意図的6:無意識4ぐらいです!

自分が作る曲は基本的にメロディー重視なんですけど、メロコアで育ってきたのでバチバチの2ビートに乗せてみたらどうなるだろう?っていうのが始まりでした!

それがしっくり来てからは完全に自分達の武器になったので、今は2ビートの中でどれだけ振り幅を出せるかを試行錯誤してます。

逆にオケから作った曲はオケだけで格好良い!ってなって欲しいのでほぼBPM早めの2ビートに無意識でなってます、、!


渡辺:なるほど。

これから色々と吸収したら面白そうやね。

レコーディング終わって、映像の撮影も終わらせてからの何ヶ月後かにTHE NINTH APOLLOへの所属発表。

周りの反応とか含めて何か大きな変化はあった?


ユウ:地元の友達、家族、昔から見に来てくれてた地元のお客さん、他県のお客さん、色々な人から祝ってもらえたんですけど、発表してからようやく所属したって実感が湧いてきて、自分自身が1番嬉しかったのと同時に責任感が強くなりました。


渡辺:真面目やなー

で、突然の全曲解説お願いします!


ユウ:緊張して固くなってます!笑

多分長くなりますが頑張ります、、!

曲解説です!


1. 夜を越えて

自分達のリリースが決まったぐらいのタイミングで、ずっとお世話になってたバンドの活休が決まって悔しくて書いた曲

そのバンドに向けて書いたはずが、自粛期間とも重なって今となっては自分に返ってきてます。


2. Home

ライブハウスにいる全ての人(勿論自分も含め)の曲

だけど、もっと身近な居場所にも当てはまる曲


3. ring

オケの格好良さ、ライブでの気持ち良さに重きを置いた曲

歌詞も言葉の響きを重視して、敢えて意味深なのでそれぞれ想像して欲しいです。


4. 風の音

辛くなったら逃げ出しても大丈夫!っていう曲

逃げ込む場所がライブハウスだったら、いつでも助けます!

オケに関しては、2ビートだけじゃないぞ!っていう意思表示の曲


5. オレンジ

ファーストデモの再録曲

作ったのが2年前ぐらいなので曖昧ですが、弾き語りで(歌詞も含め)即興で出来たのをそのまま出したので歌詞の意味合いが時と場合によって変わります。

これもそれぞれの解釈をして欲しい曲です!


6. 101

得意の途中で早くなる曲

読み方はイチマルイチ、だけど意味はトオイ(遠い)

歌詞はストレートでポジティブですが、「でも遠い」と思って聞いて貰えると180度変わります。


7. CITY

新しい街で前を向きたいけど、昔を忘れられない曲

オケは解散してしまった大好きなバンドへのリスペクトを込めてます。

そういう意味でも昔を忘れられない、という曲。


8. エンドロール

最後の最後までいい曲

どこまでいい曲にできるか試行錯誤して、結果的に一番完成まで時間掛かりました。

歌詞は、学生時代を全部バンドに使ってそれが青春だと思っていたけど、本当の青春に気付いて怯えているネガティブな自分の曲。


9. 雪が溶ける前に

ファーストデモの再録、全ての始まりの曲

雪国で育って書いたこの曲は1つの日本語メロコアの完成系だと思っています。

これを超えるために試行錯誤してます。


10. violet

短くて速い曲

歌詞も短いので色々な解釈の仕方があって、どれも間違いでは無いです。



渡辺:良い曲解説!ありがと!

良くも悪くも「若い」っていう武器は徐々に無くなっていくのは間違いなくて、その流れの中でも他にもSHE'll SLEEPが持ってる武器があったら教えて!


ユウ:ありがとうございます!

常に現場にいること、そうありたいと常に思っていることだと思います!

あとは松本ALECXっていう帰る場所があることもかなり大きいと思います。

それと、逆に自分は大人になることも一種の武器だと思ってます!


渡辺:なるほど。

目に見えて成長していくのも大きな武器かもね。

この時期にツアー敢行してるのも、いつか大きな武器になると俺は思ってる。

最後にベタな質問になるけど、個人的な野望とSHE'll SLEEPとしての野望教えて!


ユウ:今回のツアーは確実に考え方も戦い方も更新されました!

個人的な野望は、売れて松本ALECXの隣に一番好きなラーメン屋を建てることです!

バンドとしての野望は、ずっと活動を続けて行ける所まで拡がってスタンダードになりたいです!


渡辺:いいね、心強い。

ありがとうございました!

また、なんかの機会に対談しよ!


ユウ:こちらこそありがとうございました!

全然まとまらなくて長くなっちゃいましたけど大丈夫でしょうか、、!笑

是非対談したいです!

よろしくお願いします!



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SHE'll SLEEP

official web site ≫ http://www.shellsleep.com/



「夜を越えて」MV



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